“予算の使われ方”を過去の数値と比較する
リスティング広告を運用されている方々は、ある一定期間、広告を走らせてみて定期的に効果を測定→改善と繰り返していると思います。
または、長いこと安定して効果が出ているので、あまり大きな改善はせずに、日々メンテナンス程度に手を入れて運用されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
毎週、または毎月、大きく改善を繰り返していると、数値が改善されてパフォーマンスが高くなる時もあれば、施策が外れたのか、あまりよくない結果となる事もあります。
あまりよくない結果が出た時には、まず直近の施策(や仮説)を見直して、また改善をし直していく、というようにやっていくと思いますが、そんなに大きな改善はしていないというアカウントでも、そのパフォーマンスは上がったり下がったりしていきます。
パフォーマンスが上がったのであれば、結果オーライという事であまり気にしないかもしれませんが、パフォーマンスが下がってしまった場合、「あまり手を入れていないのに、なぜパフォーマンスが下がったのか!?」と原因がわからなくなる事もありますよね。
例えば月30万円をリスティング広告費として使い、今まではコンスタントに30件コンバージョンを取っていたとします。
コンバージョン数は多少前後するものの、今までは安定して30件前後取っていたのに今月はなぜだか半分の15件になってしまった・・・、というようなケース。
パフォーマンスが下がる原因というのは様々な要因があるのだと思いますが、それを特定するために、まずはアカウント内に設定しているキーワードの広告の表示回数やクリック数などの指標の予算内での比率を過去のものと比較するとわかりやすいかもしれません。
同じ広告予算だったとしても、その内訳、”予算の使われ方”が変わっているという可能性は十分考えられます。
アカウント内で比較的良くコンバージョンが取れていた、”パフォーマンスの高いキーワード”のクリック数が減ってしまっていたり、逆に、今までもあまりコンバージョンが効率よく取れていなかったキーワードのクリック数が増えていたり、など、アカウント内の予算の使われ方を見てみると、比較的簡単にパフォーマンスが下がった原因が特定できるかもしれません。
その原因を特定できたなら、あとは元に戻すよう仮説を立てて改善をしていくだけですよね。
数値上、パフォーマンスが下がっているというのであれば、それには”必ず数値の上での変化”があるはずですので、それを見つけるためには、まずはきちんと過去の数値とを比較してその変化を見つけることが改善第一歩だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智