色々なテストが出来るリスティング広告
リスティング広告は広告の出稿をしていく際に、色々とテストをする事が出来、そのテスト結果から効果を改善していく事が出来る広告媒体です。
それが”運用型広告”と言われる所以でもありますが、様々なテストがしやすい環境である事に間違いはありません。
例えば、代表的なものでいえば「広告文のA/Bテスト」。
リスティング広告では、ひとつの広告グループに複数の広告文を設定する事が出来、それら複数の広告文に対して広告の表示機会を均等にする設定もありますので、どんな訴求の仕方が良かったのか?どんな文言が響くのか?などテストをしていく事が出来ます。
広告文のA/Bテストは専門的な知識が必要なわけでもないので、かなり手軽にテストする事が出来るため、ちょっと冒険的な意味の広告文を一つ入れてみて、「意外にいい反応だ」なんて発見をする事が出来るのも、リスティング広告の良いところだったりもします。
広告文のA/Bテスト以外でも、「どこにお客さんがいるのか?」とか「どの切り口からの流入が反応がいいか?」といった事も、入札するキーワード群で調べる事が出来ますよね。
広告文のA/Bテストにも通じますが、価格訴求のキーワードからの流入がいいのか、機能訴求のキーワードからの流入がいいのか、等といったことをテストする事も出来ます。
もちろんですが、広告のリンク(ランディングページ)もA/Bテストをする事が出来ます。
訴求ポイントを変えた2つのランディングページを用意し、広告のリンク先ページをそれぞれに設定すればテストする事が出来ますし、Googleアナリティクスのウェブテスト機能を使えば、ランディングページのURLを変更せずに、自動でオリジナルページとテストページの両方にユーザーを振り分けてテストが出来ますので、すごくやりやすいですよね。
様々なテストから、広告やウェブサイトの”具体的な改善施策”を見つけることが出来たり、”どこで戦っていけばいいのか”を見つけたりする事もあります。
場合のよっては、広告出稿の仕方だけではなく、お客様に求められているものを見つけて、”サービスや商品内容そのものを変える”なんて事もあります。
リスティング広告やウェブでの施策というのはテストしやすい環境にありますので、色々とテストしていく事がすごく大切かなと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智