定期的に検索クエリを確認し広告表示の精度を高めていく
リスティング広告の運用の仕方というのは人それぞれだと思いますが、”検索クエリの確認→除外キーワードの登録”という作業を定期的にやられている方は多いと思います。
入札しているキーワードを全て完全一致で設定している方であれば、必要の無い作業ですが、特に部分一致メインで運用をされているアカウントならば、ある意味必須の作業がこの”検索クエリの確認→除外キーワードの登録”という事になります。
無駄な広告表示を出来るだけ抑えて、予算を適切に、ターゲットユーザーにだけ広告を届けられるようにしていくための作業ですが、初期段階の1、2ヶ月でこの”検索クエリの確認→除外キーワードの登録”を辞めてしまい、あとは検索クエリに関しては放置してしまうという方もいらっしゃいます。
確かに初期段階で、きちんと除外キーワードの設定をしていれば関係の無いユーザーの多くを除外する事が出来ますよね。
ですが検索のトレンドは常に変わりますので、最初の1、2ヶ月で除外キーワードの登録を辞めてしまい、検索クエリの確認をしなくなると、思わぬところでパフォーマンスの低下を招いてしまう事があります。
そういったことを未然に防ぐためにも定期的に検索クエリの確認→除外キーワードの設定、という作業は繰り返していったほうがよいと思います。
また、除外キーワードを登録していくという事は、リスティング広告の精度が上がるということを意味しますし、間違った除外キーワード登録をしない限り、その精度が下がるという事はありませんので、こまごまとした作業になりますがコツコツと積み重ねていく事が大事だと思います。
除外キーワードの設定方法について、除外キーワードも通常のキーワード入札と同じように「完全一致」、「フレーズ一致」、「部分一致」とマッチタイプが存在します。
「完全一致」、「フレーズ一致」は通常のキーワード入札と考え方は基本同じですが、「部分一致」に関しては通常のキーワード入札で言うところの「絞り込み部分一致」と同じ感じですので、このような除外キーワードの仕組みを十分理解しておくと適切な除外&効率的な除外が出来ると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智