コンバージョンに繋がりやすいキーワードの選び方
公開日: 2017年7月7日
リスティング広告では様々なターゲティングの設定があり、そのターゲティング設定のもと、ターゲット（と思われる）ユーザーに対して自社の広告が配信されていきます。
そのターゲティング設定で一番大切なのは、やはり「キーワードの選び方」ではないでしょうか。
検索エンジンというのは、別にモノを買ったり、サービスを導入したりするためだけに検索されるわけではありませんよね。
どちらかというとモノを買ったりサービスを導入したりなんていう目的は検索エンジンの使われ方全体から見てみると少数で、悩みを解決するため、問題を解決するための”調べもの”をするために使用されます。
調べ物をするユーザーがコンバージョンにならないというわけではありませんが、キーワードの段階で「購買意欲の高いユーザー」を選別できるのであれば、まずはそういったキーワードを広告用のキーワードとして選択し、より確度の高いユーザーに対して広告を見せていくと、コンバージョンにも繋がりやすくなります。
この購買意欲の高いユーザーの検索キーワードというのは、扱っている商材やサービスによって変わってくるのかもしれませんが、ECサイトであれば、「○○ 購入」とか「○○ 通販」とか、商材やサービスに関連するキーワードに「行動系」のキーワードをプラスしたものが代表的な例かもしれません。
また、指名買いもあると思いますので、その商品やサービスの名称、電子機器や家電のようなものであればさらに深い指名買いキーワードである「型番」みたいなものも有効なケースがあります。
上記はあくまでも一例で、購買意欲の高いキーワードを自分自身で探しだし、そういったキーワードを中心に攻めていく事がリスティング広告の費用対効果を高める上では大切なことだと思います。
そして、購買意欲の高いキーワードを見つけて設定する事が出来たら最後にもう一つ大事な事として「そのキーワードで検索する意図を考える」という事。
買いたいと思っているユーザーに対して、自分たちは商品を販売する以外に何が出来るのか、ユーザーは買う+何を望んでいるのか？
そういったところから自分たちが提供できるサービスを適切に伝えてウェブサイトに誘導する事が出来れば、コンバージョンになる確率もまた少し上がるかもしれません。
上記の例に出てくる「型番」で検索をしたユーザーというのは、今、どんな状況なのか、何を求めて、どんな情報を求めて、どんな意図で「型番」で検索をしたのかというのは、少し考えればわかりますよね、あとは、そのユーザーに最終的に自社から買ってもらえるようにするには・・・、と考えていくとコンバージョンに繋がると思いますよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
