季節や行事のキーワードの活用法と注意点
すべての業種、業態にあてはまるわけではないと思いますが、広告の表示回数を増やすために、”季節”や”年中行事”などのキーワードを上手く取りいれて広告の表示回数やクリック数、コンバージョン数を増やしていく方法がありますよね。
今の時期であれば、やはり夏なので、「夏休み」とか「お盆休み」などがあり、8月は8月11日に「山の日」という祝日もありますので、これらのキーワードと、自社で扱っている商品やサービスのキーワードと掛け合わせて出稿するキーワードを使ってみたりする事で、今の時期だけですが、広告の表示回数やクリック数を増やしていく事が出来る事もあります。
さらに物販をやらrている方やECサイトなどであれば、「クリスマス」や「敬老の日」、「父の日」、「母の日」のようにプレゼントを贈るような日というのは、リスティング広告を効果的に運用する上では欠かせないスケジュールなのかもしれませんね。
これら季節や行事のキーワードの傾向について、以前Yahoo!広告では「季節、行事のキーワードに関する検索は1、2ヵ月前から検索数が多くなり、その日の1週間前をピークにその後終息していく傾向がある」と発表していましたので、ユーザーの検索行動に合わせたアカウントの設定というのも非常に重要になると思います。
この季節や行事についての広告の出し方ですが、キーワード以外にも広告文でも活用する事が出来ます。
キーワードはいつも通りでも、例えば広告文た広告のリンク先ページで、その行事のことを訴求してみるとか、”用途を提案してみる”など、いろいろと活用方法もあると思います。
この季節や行事のキーワード(や広告文)を運用する時の注意として、先ほど書いたように「季節、行事のキーワードに関する検索は1、2ヵ月前から検索数が多くなり、その日の1週間前をピークにその後終息していく」という傾向があるので、やはり2か月前ほどから仕込んでおく必要があり、その為の準備を、その前から始めておく必要があります。
また、祝日や記念日など日にちの決まった行事の場合には、その日を境に検索数が減る事はもちろん、広告文とかランディングページの内容とかそのままにしておくと、ユーザーから見て「まだそんなこと言ってるんだ?」と思われてしまい、必要以上にコンバージョン率を下げてしまう恐れも無きにしも非ずですので、きちんと管理するとともに、必要に応じてスケジュール機能なども使っていきたいところだと思います。
最後に、この季節や行事のキーワードについて「自分の業界はBtoBだから関係ないや」と思っている方も多いと思いますが、キーワードで使えなくても、広告文やランディングページでは結構活用出来る事もあったりしますので、ぜひ、皆さんでアイデアを出しながら、新たな打ち出し方を考えてみるとよいかもしれませんよ。
株式会社アイエムシー 大塚雅智