Google広告 広告のローテーション設定機能が変更に
先日Google広告から広告のローテーションの設定について、変更のアナウンスがありました。
主な変更点は以下の3つです。
・広告のローテーションは「最適化」と「無期限にローテーション」の2つに変更
・スマート自動入札を使用しているキャンペーンでは「最適化」が適用される
・広告のローテーション設定が広告グループ単位で設定する事が出来る
広告のローテーションとは、広告グループに複数の広告文を設定している場合に、それらの広告を”どのようにローテーションさせながら広告を表示させるか”の設定方法です。
現在、広告のローテーション設定は「クリック重視で最適化」、「コンバージョン重視で最適化」、「均等にローテーション」、「無期限にローテーション」の4つから選ぶことが出来ますが、これが今後「最適化」と「無期限にローテーション」の2つになるとの事です。
2つの広告のローテーション設定の説明として、Googleでは以下のようにも伝えています。
「最適化」: Googleの機械学習技術により、広告グループ内で他よりも優れた掲載結果が期待できる広告を優先的に配信します。
「無期限にローテーション」: 各広告を均等に配信します。特に期限はなく、手動で設定が変更されるまでこの方法で配信を続けます。
この変更2017年9月25日かららしく、それ以降は上記2つの広告のローテーション設定を選ぶことになります。
また、現段階で「クリック重視で最適化」、「コンバージョン重視で最適化」、「均等にローテーション」を設定しているキャンペーンは9月25日以降、広告のローテーション設定は「最適化」に変更されるとの事、現在「無期限にローテーション」に設定している場合には特に変更はありません。
なにか意図があって広告文のA/Bテストなどをしている場合には「無期限にローテーション」はよいかもしれませんが、そうでないならば広告のローテーションはGoogleに任せてしまうというのもよいかもしれません。
どちらにしろ、現在の自分のアカウントの広告のローテーション設定を確認したうえで、来たる9月25日に臨んだ方がいいかもしれませんね、あまり気にし過ぎ無くてもいいと思いますけど。
最後に、今回の広告のローテーション設定の変更点3つ目について、今まではキャンペーン単位でしか設定できなかった広告のローテーション設定が今後は広告グループ単位で設定出来るとの事なので、これも地味にいい変更点かもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智