伝え方を工夫して伝えた時の印象を変える
リスティング広告で成果を上げていくためには、キーワードの選定や設定、ウェブサイトの構造についてなど色々と考えていかなければいけない事も多いですが、広告文もリスティング広告を成功させるための重要なピースの一つですよね。
広告文を「ただ作る」のではなく、きちんとユーザーの事を考え、そのメッセージを受け取った時にどのようにユーザーが感じるのか、という事を考えた上で広告文を設定していくとよりよい成果を生むことがあります。
広告文について、商品やサービスの事をただ単に伝えるのではなく、メリットや利点などを盛り込んでいくに越したことはないのですが、これも伝え方次第で受け取り側であるユーザーの反応や印象もだいぶ変わってきます。
例えばですが商品やサービスについて、または自社のウェブサイトについてユーザーに対して「安心感」を伝えようとした場合、「ウチは安全ですよ!」とか「ウチは安心して買えますよ」とストレートに伝えるのも良いかもしれませんが、受け取り側のユーザーの中には「なんだか胡散臭いな」なんて感じる方も出てくるかもしれません。
あまり言い過ぎたりストレート過ぎるのもよくないケースは多々あります。
この「安全・安心」を、例えばですが「初心者の方も大丈夫です」とか「女性も多数購入していただいています」みたいに言い換えると、受け取ったユーザーはその意味を勝手に「安心・安全」と認識するようになるかもしれません。
決して「安心」だとか「安全」だとか言っているわけではないのですが、初心者でも大丈夫なら自分でも大丈夫だろう、女性でも購入しているなら安心だろう、と、「初心者」とか「女性」という言葉がユーザーにとって安心感を与えるワードとなって、勝手に「安心だ、安全だ」と認識する事もあります。
この言葉、押し付けられているような感じもしないので、あまりネガティブな方に振れていかないですよね。
上記はあくまでも一例ですが、同じように「安心・安全」を伝える上で効果的な言葉というのはいろいろとあるのかもしれません。
また、「安心・安全」だけではなく、扱っている商品やサービスのメリットとか利点など、言い換えることで少し印象を変えることが出来る言葉というのはたくさんあるかもしれませんので、探してみるといいかもしれませんね。
言い換えればいいものではなく、中にはストレートに伝えなければいけない事もたくさんあると思いますが、言い換えることで、同じような内容を伝えようとしても受け取る印象が全く変わる事もありますので、いろいろとテストしてみるといいかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智