コンバージョン数を増やすためには新しい発想を
公開日: 2017年11月10日
リスティング広告を運用していろいろと改善施策をおこない、ある程度コンバージョン数が取れるようになってきたアカウントの次なる悩みとして、「コンバージョンの数が頭打ちになってしまった」という事があります。
今までは比較的調子よくコンバージョンが取れていたから、ここからさらにコンバージョン数を伸ばしていきたい！とか、もう少し別のところからお客様を取り込んでいきたい！と考えた時、その解決方法の一つとして「新たな切り口を見つける」という方法があります。
要はリスティング広告で切り込んでいく先を新たに見つけていくという事なのですが、この事自体とても難しい事で、特に自分のビジネスに関する事というのは、悪い言い方をすると視野が狭くなってしまったり、余計な先入観が邪魔をしてしまったりと、うまくいかない事も多いです。
ただ裏を返せば、視野を広げて先入観も無くして・・・と切り口を考えていくと、切り口というのは実はものすごく幅広く考える事も出来ますし、どこで自社の商品やサービスとつながっていくかわかりませんので、仮に無関係だと思っていた領域であったとしても、そこから攻め手を考えて実行していく事で新しいコンバージョンの柱を見つけること出来る事もあります。
そういう意味ではいつもアンテナを張りながら、普段から物事を一方向だけで見るのではなく様々な角度から見ていくという事が大切になるのかなとも思います。
また、そういった新しい発想を強制的に出さなければいけないという状況になる事もありますよね。
打ち合わせや会議の場で発言しなければいけない場合など。
そんな時には、例えば連想ゲームのようなブレストを複数の人数でしていき、出てきた言葉一つ一つを自社のキーワードと結び付けてみて、「そのキーワードで検索する人はどういう状況なのか？そういう場面で検索したのであればこういう広告文のアプローチなら無駄なクリックにならないのでは？」と発想をさらに広げて可能性を見つけていきます。
そのようにして、可能性ありと判断した新しい切り口に対して改めてキーワードをどのように設定すべきか考え、そのキーワードに合わせた広告文やランディングページを作成し・・・とやっていくことが良いかと思います。
今現状のリスティング広告の運用状況で特に不満はないという方や、費用対効果をとにかく第一優先したいという方の場合には、上記のような施策をするのではなく別の施策をしたほうが良いと思いますが、1件あたりの獲得コストは今のままで満足しているが、目標のコンバージョン数がまだまだ足りないという方や元々獲得コストはあまり気にせず、とりあえずコンバージョンの数をもっともっと増やしたいという方は、新たな切り口を発想し、そこでテストしてみるのもいいのではないかと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
