目的は”売り上げを上げる”事。そのためにすべきことは何か考える
リスティング広告を導入するということは手段であって、その目的は”事業の売り上げを上げていくため”ですよね。
ウェブ上で販売まで完結できるECサイトや、飲食店など実店舗への集客を目的としたBtoC向けのもの、ウェブからはお問い合わせを獲得し、その後商談→成約というBtoB商材など、様々な業種、業態で活用することができるリスティング広告ですが、リスティング広告を導入する目的は前述のとおり、”事業の売り上げを上げていくため”に他なりません。
この「事業の売り上げを上げていく」という事を考えるのであれば、改善をする箇所というのは、リスティング広告の管理画面内だけではありませんよね。
例えば、お問い合わせをいただいた見込み客に対して、その成約率を上げていくための施策を考えていったり、接点を保っていくために定期的にメルマガを送ってみたり・・・。
単価の高い商材であれば、1件の成約が全体の売り上げに大きくかかわってくるなんてこともあると思いますし、検討期間の長い商材であれば、最初にアクションを起こしてくれたお客様に対して接点を持ち続けて、”覚えておいてもらう”というのも非常に大切な施策です。
実際、「数年前にお問い合わせがあったお客様が先月契約してくれた」なんて事例もありますし、その例も、お問い合わせ後にそのままほったらかしにしていたわけではなく、定期的に連絡して、情報発信して接点を保っていたからこその結果です。
そういった仕組みを、リスティング広告を導入する前に構築できていれば、それが一番だと思いますが、導入後でもその部分に気が付いたらやっていくべきかと思います。
たまにリスティング広告を導入したあと、「リスティング広告を出稿しても全然売り上げに繋がらない」とか「やったらやった分赤字になってしまう」なんて方もいらっしゃいますけど、お問い合わせなどのコンバージョンが獲得出来ていない状況であるならばまだその話は分かりますが、お問い合わせをある程度獲得している、コンバージョンは獲得しているにもかかわらず、そのようなことを言っているのであれば、それは考えが少し甘いと言わざるを得ません。
上記のような施策、努力も含めてウェブサイトで売り上げを上げていくためにはどのようなことが必要か?を考えて実践していくからこそ結果が付いてくるのだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智