コンバージョンを深く掘り下げて新しい施策を見つける
リスティング広告を改善していき、コンバージョン数を伸ばしていくという事はリスティング広告を運用する上で一番大切なテーマだと思います。
そのコンバージョンを効率よく獲得していくために、キーワードの追加、削除、入札価格の変更などの改善と同時に、コンバージョンの発生する状況がどこにあるのか、例えば曜日や時間帯、月初なのか月末なのかなど時期なども確認していき、ユーザーがどういった人でどういう状況のときにコンバージョンするのかを想像して新しい施策を見つけていきます。
さらにネットショップのようにウェブだけで完結しないビジネスもあります。
そういった場合はコンバージョンの「お問い合わせ内容」やコンバージョンの先にある「商談」、「成約」まで深く掘り下げて見ていくと、また新たな施策を発見する事が出来ます。
リスティング広告の管理画面上、コンバージョンが多く発生していて低い獲得コストで運用が出来ていても、そのコンバージョンが商談にすらなっていなかったり、逆に、一見他のキーワードや広告グループと比べて費用対効果があまりよくないように見えても、成約から見ていくと費用対効果が良かったりする場合もありますので、1件のコンバージョンに対して、日付や時間、キーワード、広告グループはもちろんですが、
・お問い合わせの内容
・商談になったかどうか
・商談の内容
・成約になったかどうか
という部分まで管理していくと、また新たな施策が見えてきます。
少し手間のかかる作業になるかもしれませんが、1件1件のコンバージョンを深く掘り下げてリスティング広告の改善を行い、コンバージョン数の最大化を目指すのが理想だと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智