同じ土俵に立つ

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

10年ほど前、リスティング広告は知名度も低く、あまり導入している企業が少なかったこともあり、「とりあえず出稿すれば売れる」みたいな時期がありました。

広告主にも知名度が低いわけですから、検索をするユーザーにとっても検索結果画面の上位に出てくるものが広告だなんて思いもしなかっため、「ああ、ここはすごい会社なんだ」とか「ここは優良企業なんだ」、「信用があるサイトなんだ」などと勝手に解釈をして、その結果、最初に書いたように「とりあえず出稿すれば売れる」というような状態になっていたのだと思います。

時は流れて現在、「ネットで何かをしたいと思ったらまずは検索広告」みたいに言われますし、下手したら「これから始めるのは遅い」なんて言われるくらいリスティング広告の認知が高まっています。

また、ユーザーから見ても検索結果画面のリスティング広告の部分にはきちんと「広告」というアイコンが付いていますし、リスティング広告に限らずSNS内の広告やYahoo!ニュースなどコンテンツ内の広告、Youtube内の広告など、ネット広告に対する知識も高まっているため、以前のような「上位に出ているから優良企業」みたいな勘違いをする方は少なくなったように思います。

これは、10年前の「とりあえず出稿すれば売れる」というときに、その土俵に立っていなかった広告主がこの10年で同じ土俵に立ったとも言えますよね。

この「同じ土俵に立つ」というのは非常に大切なことだと思っていて、仮に売れている競合他社がいたとしたら、そこが何をやっているのかチェックをして、最低限でも同じような状態にしておくのは、比較検討されやすいリスティング広告では必須と言えます。

「リスティング広告をやってるだけでいいだろ」と思っているかもしれませんが、最近ではなかなかいらっしゃらないかもしれませんが、以前の広告フォーマットである「タイトル15文字+説明文19文字×2」をいまだに使い続けている方がいたとしたら、現在では「タイトル15文字×2+説明文40文字」を多くの広告主が使っているので、それだけで同じ土俵に上がっているとは言い難いです。

さらに今では様々な広告表示オプションがあり、広告文にプラスしてユーザーに情報を提供することが出来ます。

全てを必ず使わなければいけないわけではないですが、それら広告表示オプションを使う事でユーザーに与える情報量を増やせるだけではなく、広告掲載面も増やすことも出来ますので、出来る限り使っていく事が大切です。

新しい機能が出たら何でもかんでもやれというものでもないですが、競合他社がやっているならば、まずは後れを取らないという意味でも導入をしてみて、同じ土俵で勝負するという事も考えなければいけないのだと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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