お客様に敬遠されないために言葉の使い方には注意を

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リスティング広告の広告文を作るのって本当に大変ですよね。

検索をするユーザーに対して、自社ではどのようなサービスを提供しているのか、ユーザーに対しどんなメリットがあるのか、他社よりも優れている点はどこか、などを伝えて自社サイトに来訪してもらう手段として広告文を活用しているのだと思いますが、”来てもらう以外”でも活用する事が出来ますよね。

わざと価格帯を広告文に入れてみたり、「こういう人にオススメ」とターゲットを細分化する事で、それ以外のユーザーからのクリックを防いでみたりと、広告文一つでも様々な策を仕掛けることが出来ます。

リスティング広告の広告文では使える記号、使えない記号や、業種業態によっては使ってはいけない表現などもありますが、それらを除けば”文字数制限内であれば”自由に広告文で想いを伝えることが出来ます。

こうやって書くと「なんだ、そんなの簡単じゃないか」とリスティング広告の広告文を作ったことの無い方は思うかもしれませんが、この「文字数制限内」というものにも結構苦しみます。

以前はもっと文字数が少なくて苦労しましたが、現在、リスティング広告のテキスト広告の上限文字数はタイトル15文字×2+説明文40文字(全角)です。

この文字数内に、自社ではどんなサービスをおこなっているのか、誰向けの商品なのか、特徴はどこにあるのか、などを入れていかなければいけません。

その為、広告文を作る担当の方は日々考えて、文字数を超えれば他に何か言い回しがないかとか、文脈を考えつつ広告文を作っていきます。

中には「意味が通じるならば送り仮名1文字削っちゃってもいいか」などとする事もあります。

広告文にすべてを詰め込み過ぎるのはあまりよくないですが、出来る限り多くの情報を与えたい/得たいというのは広告主も検索をするユーザーも同じだと思いますが文字数が限られている以上、その文字数内で何とかするしかないのですが、広告文以外に広告表示オプションの一つである「コールアウト表示オプション(Yahoo!広告では「テキスト補足オプション」)」を使うと、さらに多くの情報を提供する事が出来ます。

このコールアウト表示オプションとは、広告文以外に全角12文字の短い商品説明やキャッチフレーズなどを入れることが出来るもので、同時に4つなど複数表示させることが出来ます。

なので、特徴を並べたりすることで商品やサービスをより訴求する事が出来ます。

このコールアウト表示オプションについて、コールアウトに限らず広告文でも言えることなのですが、きちんとターゲットに向けたメッセージにする事が非常に大切です。

コールアウト表示オプションだと、広告文のタイトルや説明文ほど気を使わない方も多く、専門用語だったりかっこいい横文字だったりを使いたがる人もいるのですが、それがかえってユーザーに対して「小難しそう」とか「自分のレベルに合ってなさそう」といった印象を与えてしまう恐れがあります。

リテラシーの低い人を排除したいという理由で、そのようにするのであればいいですが、そうでないならばコールアウト表示オプションでも、きちんとターゲットユーザーにわかりやすい言葉でを使わなければいけません。

良かれと思って設定した広告表示オプションが、取りこぼしの原因になってしまうのであれば非常に悲しいですからね、気を付けなければいけない点だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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