インプレッション数は数よりも質
インプレッション数(広告の表示回数)についてはブログ記事でもたくさん読まれているので、今日はインプレッション数について書かせていただきます。
皆さんインプレッション数について、どのようなお悩みがあるのかわかりませんが、多分ですが、インプレッション数が多くて困っているという方はごく少数(か居ないか)で、悩みとしてはやはり”インプレッション数が少ない”から悩んでいるのかな、と思います。
インプレッション数はクリック数の母数となる数字なので、その母数が少なければ、クリック数も合わせて少なくなってしまいますよね。
クリック数が少なければ、それに合わせてコンバージョン数も少なくなってしまいますので、そういう状況なのであればインプレッション数が少なくて悩んでしまうという気持ちも理解できます。
ですが私は普段リスティング広告を運用していてもインプレッション数はあまり気にはしていません。
だって、インプレッション数をただ単に増やそうと思えば、ビッグワードを増やしたりキーワードのマッチタイプを完全一致やフレーズ一致だったものを部分一致にしたりすれば、簡単に増やすことが出来るからです。
ただし、そのようにして増やしたインプレッション数が、果たして有効なのかどうか?という点を考えなければいけませんよね。
要はターゲットユーザーのインプレッション数を増やしているのか、コンバージョンに繋がりうインプレッション数が増えているか、という点が問題であり、ターゲットユーザー、コンバージョンするユーザーのインプレッション数が増えていれば良いですが、そうでないならばインプレッション数が多くなったとしてもあまり意味が無いばかりか、費用対効果を下げてしまう逆効果をも生みます。
インプレッション数は数も大事ですが、数よりも先に「質」を重視しなくてはいけません。
インプレッション数が少ない悩みがコンバージョン数の伸び悩みや減少に起因しているのであれば、インプレッション数を増やすことよりも、まずは少ないインプレッション数のなかでも(適切なリーチが出来ている前提ですが)クリックを増やすべくクリック率に着目したりすべきかと思います。
インプレッション数も大切な指標の一つですが、ただ単に増やせばよいものではありませんので、目的を達成するためには何が必要か、というところから改善を考える必要があるのかと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
フォーム離脱を改善してリスティング広告のCVRアップ!対話チャット型メールフォームHospii