無駄クリックを減らすための簡単な確認方法

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リスティング広告を運用していて、「クリック数の割にはお問い合わせ数が少ないな」と感じている方もいらっしゃると思います。

このことに気が付くならばまだいいですが、「こんなもんか」と思い続けたままリスティング広告の出稿を何年も続けている方もいらっしゃいます。

お問い合わせが発生する率、ウェブサイトから商品を購入してもらう率というのはリスティング広告だけの問題ではないケースも多いので、ウェブサイト内を改善したり、場合によってはお問い合わせフォーム、購入カートに変更を加えたりする方もいらっしゃると思いますが、リスティング広告内で改善できるケースも多々あります。

例えば無駄なクリックが多く出ているケースなど。

リスティング広告を社長自ら、ご自身で運用をされている場合、ターゲットユーザーの検索ではないクリック=無駄なクリックが多く発生していることがよくあります。

キーワードの選定方法が甘かったり、マッチタイプの設定が適切ではなかったり、除外キーワードの設定が全くされていなかったり……。

広告文はすごく良いものを作っていたとしても、適切にターゲットユーザーにメッセージを届けることが出来ていなかったら全く意味がありませんよね。

毎月広告費もそれなりに掛けているのに、またある程度クリック単価も強気に設定しているのに、それらのクリックがターゲットユーザーではなかったとしたら、それに気が付いたときはちょっとショックも受けてしまいます。

そういった無駄なクリックを減らしていくために、まずは無駄なクリックがどれだけあるのか調べなければいけませんが、この無駄なクリックがどれだけあるかどうかを調べる方法は非常に簡単です。

それは「検索クエリレポートを確認するだけ」。

検索クエリレポートとはユーザーが実際に検索で使ったキーワードの事で、自分で入札/設定したキーワードとは違う事が多いです。

ここで、どれだけターゲットユーザーの検索キーワードがあるか、またはあまり仕事に繋がらなそうなキーワードがどれだけあるか確認すれば、無駄なクリックがどれくらいあるのか一目瞭然です。

もし今まで検索クエリレポートを一度も確認したことのないという方がいるならば、今すぐに確認すべき部分ですし、確認して適切に処置すればコンバージョン率は必ずと言っていいほど改善されます。

「クリック単価が高くて費用対効果がよくない」だとか「競合他社が増えてコンバージョン率が下がった」なんて話も聞きますが、よくよく見てみると無駄クリックが多いためにあまり成果が出ていないアカウントというのはたくさんありますので、ぜひ一度、検索クエリを確認してみてください。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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