ターゲットユーザーに見てもらうからこそ見えてくるものがある
たまに初対面の方などから「ウチのウェブサイト、どう?」と聞かれる事があります。
(どう?と言われてもねぇ……)と思ったりもしていますが、「かっこいいウェブサイトですね~」とか、「写真がいいですね~」などあたり障りない感じで答えています。
(求められている答えとしては間違っていると思いますが……。)
「お前、プロだろ!アドバイスしろよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はプロですが顧客やターゲットユーザーではありません。
例えば私がパソコンの販売サイトを見て意見を求められたとします。
今現在、パソコンを買いたいと思っていないならば、そのパソコン販売サイトを見たところで私の意見というのは本当の意味で参考程度にしかならないと思います。
仮に私が今現在、パソコンを欲しいと考えているならば
・他社(他サイト)と比べて値段はどうなのか
・スペックはどうなのか
・注文したらいつごろ届くのだろうか
・どんなソフトが付属されているのか
・保証はあるのか、ないのか
などと色々と考えながらそのサイトを見ると思いますが、実はそういったことを考えながらサイトを見てくれた、またはサイト内を動いてくれたという点がすごく大事なことなのです。
どんなに買う側のことを意識していても、ウェブサイトを作るときは少なからず売る側の視点で作ってしまいます。
それは仕方ないことだと思いますので、だからこそアクセス解析というツールやユーザビリティ調査などの手法を使い、ウェブサイト内でターゲットがどのように動き、どこがボトルネックとなっているのかを見つけ改善を繰り返していくことが重要なんだと思います。
ちなみに……、自社のターゲットに、確実に、たくさん見てもらうためにはリスティング広告から誘引するという方法が一番だと思います。
リスティング広告で適切なキーワード選びと広告文の設定をおこない、ターゲットが自社のウェブサイトでどのような動きをするのか一度じっくり見てみてはいかがでしょうか。
株式会社アイエムシー 大塚雅智