部分一致を制するものがリスティング広告を制する
メルマガだったりブログで書いたりしているからかもしれませんが、キーワードのマッチタイプの一つである「部分一致」に関するご相談をいただくことがあります。
その相談というのが「部分一致が有効だと思えない」とか「部分一致でうまくいかない」とか、そういった話なんです。
一企業のリスティング広告担当者であれば、様々な業界・業種の広告をやるわけではなく、その業界内の広告を出稿するのだと思います。
なので、キーワードもその業界内に限られているため、全体的な傾向が見えてこないかもしれませんが、私はリスティング広告の代理店として
様々な業種・業界の広告を出稿してきた中で「部分一致」に対して気が付いた事があります。
それは「部分一致でもキーワードの広がりに業界差があるな」という事。
もちろん設定の仕方によるところもあるのですが、ある業界では部分一致で見込み客をバンバン拾っていけるけれども、もう一方の業界では部分一致が無駄クリックの温床になってしまっている……、とか。
「もう全部部分一致でOKじゃん!」なんて思う事もあれば「部分一致ヤベーな」なんて思う事も。
私は部分一致はきちんと設定をすれば十分効果的だと思っているので積極的に使っていますけど、上記のように思う事は結構あります。
ただ、どちらに感じるにしろ共通する事があります。
それは「きちんと対処すればどちらもうまくいく」という事。
初めからうまくいく事もあれば、徐々に改善されるなど時間が多少かかる事もあります、ですが、きちんと対処すれば部分一致はコンバージョン獲得の大きな武器になることは、私自身、身を以て感じている事で、どこに問題があるのかを素早く見つけて対処していけば、一見遠回りに見えて実は効果を出すための最短ルートだったりもします。
ちょっと言い過ぎですけど、表題のとおり「部分一致を制するものがリスティング広告を制する」とも思っています。
「じゃあヤバい感じの部分一致を効果的にするには実際にはどうするの?」と聞かれたら施策はケースバイケースですからね……地道な細かい作業の積み重ねと、日々の確認と……、そんなところですけど、手間ひまをどれだけ掛けられるか、という事もリスティング広告を成功させるための必須事項だとも思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智