Yahoo!広告 「プライバシーポリシーに必要な記載事項」が一部改訂に
先日Yahoo!から「プライバシーポリシーに必要な記載事項」の一部改訂というアナウンスがありました。
Yahoo!広告のスポンサードサーチ、YDNのアカウント開設時に同意している「プライバシーポリシーに必要な記載事項」が一部改訂されたとのことで、広告主は出稿する広告のリンク先ページやサイトのトップページから1,2操作内のところにプライバシーポリシーを設け、以下の主旨の文言を入れなければいけないとのこと。
(1)ヤフー株式会社を始めとする第三者の提供する広告配信サービスを利用する場合があり、その場合において、クッキー等によって当該第三者がユーザーの対象ウェブサイト等の訪問・行動履歴情報を取得、利用する場合がある旨
(2)広告配信サービスを提供する第三者によって収集された対象ウェブサイト等におけるユーザーの訪問・行動履歴情報が、当該第三者のプライバシーポリシーに従って利用される旨
(3)広告配信サービスを提供する第三者の提供するオプトアウト手段により、当該第三者による対象ウェブサイト等において収集されたユーザーの訪問・行動履歴情報の広告配信への利用を停止させることができる旨
(4)ユーザーがクッキー等の設定を行うことにより、訪問・行動履歴情報が収集されることの可否を定めることが可能である旨
今回のこの改定はYDNのアプリのイベントを元にしたターゲティング機能が追加されるものによるもの。
イベントを元にしたターゲティングとは、アプリ内でのダウンロードや商品の購入などのイベントをアプリ測定ツールで測定、それらのユーザーをターゲットリストにすることが出来るので、そのリストに新たに広告を配信できるというもののようです。
この追加機能以外でも今後色々と追加される機能があるようなので、スポンサードサーチ、YDNのアカウントで広告を出稿しているウェブサイトのプライバシーポリシーにはこれら上記の文言を追加しろという事のようです。
今後これらが掲載されていなければ、掲載ガイドライン違反という事で広告停止になったりすることも考えられますので自社ウェブサイトのプライバシーポリシーは確認しておくべきだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智