ユーザーに安心してもらいコンバージョン率を改善する
リスティング広告だけではないと思いますが、ユーザーが自社の商品やサービスの購入やお申込みをする際、決め手の一つとして「安心」というのが挙げられると思います。
どんなに安い商品やサービスであっても、「なんだか信用出来なそう」とか「ちょっと不安だなぁ」と思われてしまっては、購入やお申し込みに至らないケースが多数出てきますよね。
逆を言えば、「安心」を意識した広告文や広告のリンク先ページでの表現を入れていく事がコンバージョン率を改善する施策の一つになると言えます。
では、どういった事が「安心」になるのか、例として以下のような事があります。
■数、量の安心
例)
「全国1500社が導入した実績」
そのサービスが確かなものだという安心感と、他多数も導入しているという安心感
「20人の有資格者がサポート」
きちんとしたサポートを受ける事が出来そうな安心感
■時間の安心
例)
「24時間オペレーターが対応」
困った事、トラブルが発生した時にいつでも対応してくれるという安心感
「創業130年」
長い間、支持されてきたという安心感。腰を据えて商売をしているという安心感
■お金の安心
例)
「月々2000円で使い放題」
追加料金がかからない、金額を気にしなくても良いという安心感
「全国1500社が導入した実績」という言い方も、別の表現をすれば「実績が豊富」と言い換えられますが、広告文やウェブサイト内の文言で使うのであれば、実際に「数字を出す」というのも、その実績に対する裏付けになるので、さらに「安心」に繋がる戸思います。
「お金の安心」については、かなりデリケートな部分です。実際に「○○円ポッキリ」などと書いてあっても、契約条件によってその料金が適用されない場合もありますし、オプション料金などを別枠や下のほうに小さく記載しているなどのケースもあります。
そういう部分を見つけてしまうと、ユーザーによっては「不安」を与えてしまう恐れがあるので、追加料金やオプション料金の有無もきちんと明示する、というのも安心につながります。
上記以外でも色々とあると思いますが、ユーザーのニーズや自社商品、サービスの特長に「+安心」を与えられるような表現で伝える事ができれば、コンバージョン率や成約率はきっと上がると思いますよ。
もちろんですが、ウソや釣るような表現で安心感を与えてはいけません。
「安心につながる」出せる情報であれば、それをきちんとユーザーに伝えられるような広告を作成して見せていき、あとはきちんとご商売をしているのであれば、無駄に良く見せようとせずに自然体でありのままを表現する事も「安心」につながるのではないかと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智