ニーズを先読みした広告文を

カテゴリー: 広告文、クリエイティブ タグ: パーマリンク

リスティング広告を運用する上で、色々と頭を悩ませて大変なのが「広告文を作る事」です。

この広告文を作る作業、一見簡単そうに見えて意外に難しい……。文字数制限もあるし、キーワード(広告グループ)によって同じ意味の文章でも伝わるような言い方に変えたりと……。

そもそも広告文作りに100点満点の正解はないため、日々色々なコピーに触れて、思いついたコピーを試してみたりしていくことが大切です。

自分が何かのサービスや商品を検索で探すときにも、「なぜこの広告文は目に留まったのか」と自分の気持ちを確認しながら検索してみると、自社の広告文を作るときの参考になります。

自分で検索をしてみると、心の中にある自分が求めているものがキーワードに含まれていない場合が結構あることに気が付きます。
そういった時に、検索結果の画面上に自分の心の中にあるニーズに応えてくれそうな広告文があると、なんとなく「あ~これこれ!」とクリックしてしまいますよね。

例えば「○○ 格安」とか「○○ 評判」などのように検索するキーワードに望んでいるニーズが含まれているのであれば、そういったニーズを含ませた広告文にする事で検索するユーザーはピンと来るかもしれませんが、そういう場合だけではありません。
「○○」とだけ検索する場合、安さなのか早さなのかサービスや商品の質なのか……。

「○○あります!」という様なストレートな表現の広告文も良いと思いますが、そういった時に検索ユーザーの一歩先のニーズを汲み取った広告文を作ってみると、クリックする側からしてみたら安心してクリックが出来ますね。

そういう意味では「○○ 格安」というようなニーズが含まれているキーワードでも同じことが言えますね。

「○○ 格安」というキーワードであれば、○○という商品の中で安いものを探している事はもちろんですが、ただ安ければ良いという場合だけではありません。
安さのもう1歩先のニーズ、納品までの早さなのか、品揃えの豊富さなのか、買った後のアフターフォローなのか・・・、そういったニーズを汲み取って広告文にする事でより広告のパフォーマンスが上がるのではないかと思います。

もちろんこの場合、ユーザーのニーズを考えるという事も大事ですが、その前にそのニーズに対して応えられるサービスがあるかどうかという点も確認しなくてはいけません。

出来ない事やウソを広告文にするという事は絶対にしてはいけない事ですので、その点きちんと自社のサービスを見直した上で広告文作りをしなくてはいけませんね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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