外的要因がパフォーマンスにどれほど影響するのか

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

リスティング広告を運用していて毎月きちんと改善施策をしているのにもかかわらずパフォーマンスが下がっていく事もありますよね。

パフォーマンスが下がってしまったら、調子のよかったころに戻せば……、とやってみても、パフォーマンスが一向に改善されなかったり……、リスティング広告を長く運用されている方であれば一度は経験があるのではないかと思います。

毎月善かれと思って改善施策を考え、実行していてもなぜだかパフォーマンスがダダ下がり……。

「ひとまず今までの施策は無しにして調子のよかったころに戻そう」と戻したところで、パフォーマンスが改善されないという。

今までやってきた施策を元に戻すというのは、ある意味最終手段的な感じなので、これでダメなら「なんでだーーー!」と混乱してしまう気持ちもよくわかります。

施策を元に戻してパフォーマンスが改善される事もありますが、改善されない事も多い。

なぜこんなことが起こるのかというと、その原因は「外的要因」が関係している事がほとんどです。

外的要因とはつまり競合他社の状況のこと。

リスティング広告は検索結果画面に”競合他社とも同じような感じで”広告が表示されます。なので、比較検討されやすい広告媒体とも言えます。

以前は競合他社に勝てていたのに、例えばですけど、もっと安い他社が参入してきたとか、独自性の強い他社が参入してきた、サービスや価格は変わらないけれども見やすくて操作しやすいLPに他社が変えてきたとか。

そういった外的な要因で自社の広告のパフォーマンスが変わるという事がよく起こるのもリスティング広告の特長と言えますよね。

この外的要因という視点が抜けていると、自社の広告アカウントを改善しているけれども成果に繋がらない……何をやってもうまくいかない、という状況陥りやすくなります。

そうならないためにも自社の広告アカウントを改善していくという事はもちろん、今どんな他社がいるのか、他社のLPはどういったものなのかというのを定期的に見た中でそれを踏まえて自社の広告パフォーマンスにどのような影響があるのかも考えていけると、さらに良い方向に改善できるようになると思いますよ。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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