シンプルに考えることも必要
リスティング広告も新しい機能が次から次へと追加されるので、広告運用担当者は大変ですよね。
代理店であれば、そういった新しい情報も比較的入りやすいかもしれませんが、自社で運用をされている方なんかだと、身近に相談できる人もいなくて、いつの間にやら???となってしまう方も多いと思います。
新しい機能を追いかけていって使っていくというのは非常に大切なことです。
特にリスティング広告は競合他社と比較されやすい媒体なので新しい機能を他社よりも早く取り入れる事で一歩リードすることにもなりますし。
ですが、何でもかんでも新しい機能を使って色々試して……とやってみても、それが成果=事業の売り上げに繋がるとは限りません。
「毎月毎月いろいろとやっているのになんで成果がだんだん下がっていくんだ?」という経験をされた事のある方も多いと思いますが、そういうケースに限って、”シンプルな大原則”を忘れてしまっていることが多いように思います。
シンプルな大原則とはリスティング広告で言えば「サービスや商品を探している人にリーチすることが出来る」という点。
その後商品の購入だったりお申込みだったりお問い合わせだったりとコンバージョンに繋がるかどうかは別として、きちんとターゲティングの設定をすれば、必ずターゲットユーザーにリーチが出来るというのがリスティング広告の機能です。
そこから考えると、実は新しい機能を使うのではなく、きちんとしたメッセージをまずは伝えよう、という施策になるのではないかと。
で、きちんとメッセージを伝えた結果がコンバージョンとして返ってくるのではないかとも思います。
リスティング広告を変に難しいものと考えず、「ターゲットユーザーに広告を表示させるための装置」くらいにシンプルに考えると今よりも魅力的な広告を生み出すことが出来るようになるかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智