広告文を運用する上でのポイント

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リスティング広告の重要な要素の一つとして広告文があります。

リスティング広告はキーワード選定やアカウント作り、ターゲティングの設定、効果測定するための準備など開始する前にしなくてはいけない重要な作業が色々とあり、運用開始後もキーワードの最適化、効果測定、改善と効果を上げていくためにやらなければいけない事が出てきます。

その中の一つに広告文作りや広告文のテストなども含まれますが、広告文作りについてあまり重要視していない方もいらっしゃいます。

もちろんキーワードの選定やターゲティング設定も重要ですが、ターゲットユーザーをウェブサイトへ誘導する/しないを決める広告文は非常に重要です。

以前も書きましたが、広告文ではキーワード選定や地域配信などのターゲティング設定では出来ない、より絞ったターゲティングをする事が出来ますし、作り方次第で上位に掲載されなくてもクリック数を増やしていく事が出来ます。

なのでこの広告文作りにも力を入れていかなければいけませんが、広告文作りには正解があってないようなものなので、複数作っていく時などは少し苦労しますが広告文を作る上で大切にしているポイントがあるので、それをご紹介します。

・必ず伝えなければいけない事を決めておく

業種・業界は関係ないと思いますが、例えば店舗型で来店してもらうためにリスティング広告を使っていた場合には地名/場所など、必ず伝えなければいけない事があると思います。
そういう必ず伝えなければいけない事を単語として出しておき、それを元に広告文を作成していきます。
もちろん自社の商品やサービスのメリット、ベネフィット、強みのようなものも単語として用意しておきますが、それよりも大事な「必ず広告文に入れなければいけない単語」はあらかじめ決めておきます。

これはクリックしてもらうために、という意味もありますが、どちらかというとターゲットユーザー以外はクリックさせないという意味のほうが強いかもしれません。
ただ、この「必ず言わなければいけない単語」にピンときてクリックした人は、必然的にターゲットユーザーである可能性は高くなりますよね。

・言いたい事を1つの広告文に詰め込みすぎない

自社の商品やサービスで得られるメリット、競合他社製品との違いなどという売り文句、訴求ポイントは一つの商品であったとしても複数出てくる場合があります。

そういう売り文句をあまり一つの広告文に詰め込み過ぎると、どういう商品やサービスだったのかという点がぼやけてしまう恐れがあるのであまり詰め込み過ぎないほうが良いと思います。

言いたい事がたくさんある場合は、広告文を複数に分けてそれぞれ配信していったほうが良いと思います。

・テストを繰り返す

きちんと方向が見定まった、ターゲットをより絞り込んだ考えで広告文を作っているのであれば、あとは色々と言い回しを変えてみたり、訴求するポイントを入れ替えてみたりしてクリック率、クリック数を上げていくよう広告文のテストをしていきます。

どういった訴求ポイントがユーザーにとっては響くのか、どういう言い方だと反応をしてもらえるのかというテストを繰り返していく事でターゲットユーザーからの訪問数を増やすことはもちろん、どこに反応を示すのかを把握する事で、ターゲットユーザーがより明確に見えてきます。

以上、広告文を運用する上でのポイントです。

これ以外にも良い広告文を作るために必要な事はまだまだたくさんあると思いますし、最初にも書きましたが広告文作りに正解はありません。

あえて広告文作りの正解を言うのであれば、コンバージョン数、コンバージョン率を上げる事が出来る広告だと思いますので、そのためにはターゲットユーザーを的確に誘導し、その的確なターゲットユーザーからのクリックを増やす事が大切ですよね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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