繁忙期に広告を出すか、閑散期に出すか

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どんな業種、業界であっても少なからず繁忙期、または閑散期というものがあると思います。

1年を通した繁忙期/閑散期もあれば、ひと月を通した繁忙期/閑散期と。

広告主の方によって、「今は繁忙期だからバンバン広告出すよー」なんて方もいれば、「今は閑散期だから広告バンバン出さなくちゃ」って方もいたり。

反対に「今は繁忙期だから広告はセーブしていよう」という方もいれば「今は閑散期だから広告出してもねぇ」という方もいたり。

私はいままでに様々な業種、業態のビジネスで広告のお手伝いをさせていただいてきたので、上記のような事はよく起こることですし、どっちがいいの?と聞かれる事も多々あります。

結論から言うと、これどちらが正解というのは無くて繁忙期にバンバン出す方がいいケースもあれば閑散期にこそバンバン出していったほうがいいケースと両方あります。

そもそも繁忙期/閑散期だから広告をどうしようかというのは手段であり、目的は売り上げを最大化する事ですよね。

年間通して数件売れたらペイできるというような単価の大きなビジネスであれば需要の高まる繁忙期に合わせて広告費を投下していくというのは方法の一つとしてありだと思いますし、定期的にリードを獲得していかなければいけない場合だったら繁忙期閑散期関係なく広告は出さないといけない。

繁忙期は黙っててもお客様が来るけれども……、みたいな飲食店などの店舗型の広告であればお客様の入りが少ない閑散期にあえて出していかなければいけない事もあります。

なので、繁忙期/閑散期で考えるのは目的を達するための手段であって、使い方はケースバイケースかなと。

一般的には需要の高まる繁忙期に出したほうが投資効率として高まりそうな気もしますけど、そういうときって競合他社も大体同じ事考えていたりもするわけで、レッドオーシャンに自ら飛びこむことになります。

ブルーオーシャンで戦ったほうが良いのは誰だってわかっている事ですし。

そうやって考えるとどちらがよいのか本当に迷ってしまいますが、こればかりはケースバイケースだとしか言えないですし、理想を言えば繁忙期、閑散期で両方試してみてその数字を(売上なども含めて)客観的に、ある程度長期的な目で判断する事が良いのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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