ターゲットユーザーはより明確に設定をする

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リスティング広告は広告のスタートアップの段階や、その後の改善の段階など、その時の状況や状態などによってやることが変わります。

あたり前と言えばあたり前なのですが、改善方法や手段は多数ありますので、その中からアカウントに対して不足している部分や目的を達成するために必要な改善方法を選択し、施策をしていく必要があります。

その一方で、リスティング広告をスタートさせるときでも、何か新しい切り口を追加する時でも、または「もっとコンバージョン数を増やしていきたい」とか、「費用対効果を上げていきたい」とか、とにかくリスティング広告を使って施策でも改善でもしようとするときに、かならず必要となってくるのは”ターゲットを明確にする”という事です。

ターゲットを明確にする事で、「攻め手」がハッキリしてきます。

“どこに広告を出せばいいのか”、”どんな誘導をすれば反応をしてくれるのか”、”どんなメッセージで伝えればアクションを起こしてもらえるのか”など、ターゲットユーザーが明確であればあるほど、それらの手段も比較的楽に決めていく事が出来ます。

「どこに出稿すればいいだろうか?」とか、「どんなメッセージを伝えればいいだろう?」と決められないくらい悩んでしまうのは、ある意味、ターゲットが明確になっていないケースが多いと思いますので、キーワードをどうしよう、広告文をどうしよう、ランディングページをどうしようと考えるよりも先に、ターゲットは誰か?という事を明確にしていったほうが良いかもしれません。

ターゲットを明確にするためには、自社で扱っている商品やサービスへの理解度も深めていかなくてはいけません。

同じような商品やサービスは世の中に山ほどあります、その中から、自社の商品やサービスはどんな特徴があり、どんな人ならば喜んでもらえるのか=ターゲットを明確にするという事だからです。

自社でリスティング広告を出稿しているケースであれば、自社の商品やサービスへの理解度が低いなんてことはないかもしれませんが、代理店に出稿を依頼しているケースであれば、その任せている担当者の理解度、実際に施策をする人やプランニングする人がまた違う人になっているというのであれば、そういう人々まで、きちんと理解を深めておく必要があります。

また自社で出稿していても担当者の理解が浅かったり、現場や実務をこなす方々と意思疎通が出来ずに考え方に違いがあるならば、それは正しておかなくてはいけません。

代理店に依頼している場合でも、自社の担当者に任せている場合でも、特に問題が発生していなくても定期的に報告会などを開き、意思の疎通を図るということは、リスティング広告を成功させるためには欠かせない事だと思います。

逆に代理店の立場、担当者の立場からしても、意思疎通を図りターゲットを明確にしておくことはリスティング広告の改善施策/作業を楽にする事でもありますので、両方の立場で欠かすことが出来ませんよね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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