きちんとお願いをする、気持ちをちゃんと伝える

カテゴリー: 広告文、クリエイティブ タグ: パーマリンク

「お見積り無料」なんて言葉、特にネットだと溢れかえっている文言だと思いますけど、これってお見積りが有料があたり前だったから
使われる謳い文句であって、今は有料のお見積りのほうが少数になっているような気がしますよね。

つまりお見積り無料があたり前って感じに。

でもきちんとしたお見積りをするためには無料では割に合わないなんて業界も少なくないと思います、だって以前は見積もるのだってお金取っていたんだし。

だからこそ今でも「無料で見積もりなんてやってられないんだよ」という広告主の方も少数ではありますがいらっしゃるのですが、無料か有料か、どちらが良いのかはこの際置いておいて、無料があたり前になっている現代において、有料で見積もりをしなくてはいけないならば、お客様にきちんと「お願い」をしないといけないんじゃないかと思います。

どうして有料なのか、どこまでの(どんなクオリティの)見積もりが出てくるのか、きちんと納得のいく説明をしなければお客様からすると依頼をする理由がありません。

同じ見積もりを依頼するのに、一方は無料でもう一方は有料。

費用含めて比較検討しようと考えているお客様からすると、見積り依頼の前の段階で比較の対象にすらならない可能性もあります。

そうならないためになぜ有料の見積もりなのか、どこまでの見積もりや提案をするのかなどをきちんと納得するまで説明する必要があるのではないかと思います。

実はこれを”ある意味”武器にしてリスティング広告を成功させたという例があります。

それまではクリックはされるのに見積もり依頼まではなかなかつながらなかった、つまりコンバージョン率が低い状態が続いていました。

ただ有料見積もりに対してきちんと理由を書いて理解を求め「お願い」をウェブサイトに掲載、さらに広告文にも無料見積もりをやっていない旨書いてみると……、予想通りクリック率はかなり下がりクリック数も少なくなってしまったのですが、見積り依頼は確実に来るようになり、さらに見積もり依頼から成約につながりやすくなりました。

よくユーザーは「ウェブサイトを読まない」とか「広告文は見ていない」なんてことを言われる方がいらっしゃいます。

だからファーストインプレッションを重要に……という趣旨なのですが、もちろんそれは大事なんですけど、それよりも大事なことはきちんと書く、伝える事だと思います。

きちんと理由を書く。
そしてお願いをする。

言ってしまえば文字だけの情報ですけど、気持ちをきちんと伝えてわかってもらうという事は非常に大切なことなんだなと改めて感じる事例だと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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