数社の中から選ばれるための第一歩

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: パーマリンク

お問い合わせやお見積もり依頼、資料請求など、反響を得てから商談→成約といったビジネスでリスティング広告を活用されている方もたくさんいると思います。

そういった反響では1件だけお問い合わせやお見積もり依頼をするというよりも、自社や競合他社を含めて数件のお問い合わせや相見積もりをして、その中からさらに選んでいくというようにしているほうが多いと思います。

いわばリスティング広告は成約までの第1段階という感じで、まずはその中に入らなければ先には続かなくなってしまいます。

そのために候補の一つに選んでもらわなければいけないわけですが、候補に入るにはユーザー(お客様)の中で優先順位を上げておく必要があります。

その優先順位を上げておく方法として「広告の掲載場所をなるべく上にしておく」ことが挙げられます。

「広告の掲載場所をなるべく上にしておく」というのは、以前にも何度か書きましたが「検索したら一番上に出ていたから」という理由でお問い合わせをするユーザーが実際に存在するためです。

特にリスティング広告に出稿している競合他社が10件以上あるようであれば、すべての広告を見ていくとは限らないためクリックしてもらう確率が一番高いポジションでもある一番上に広告を表示させておくことは非常に重要です。

もちろんやるだけ赤字になってしまうようならそれは問題ですが、費用対効果の面で合うならば出来る限り上位掲載を目指すことが大切な点かと思います。

またそれ以外に、「ターゲットに合わせて適切なメッセージを伝える」というのも、ユーザーに選ばれる方法の一つです。

例えば新築マンションの資料請求をしようと考えているユーザーがいたとします。

新築マンションと一言で言っても新築のマンションだったら何でも良いというわけではなく、「駅近」とか「価格はいくらまで」とかユーザーが求めている新築マンションは様々です。

検索キーワードにこういった1歩踏み込んだユーザーのニーズが含まれている場合、そのニーズごとにキーワードのグループを作り、そのニーズに合わせた広告文を作成することでユーザーの中の優先順位を高めます。

さらにその内容が広告のリンク先にも反映されているならばなお良いですよね。

ユーザーが検索するキーワードが「新築マンション」というニーズが含まれていないキーワードであれば上記方法では難しいですが、そういうキーワードの場合は競合他社が広告文で何を書いているのかを確認し、競合他社に勝てる部分を広告文に反映させるというのも来て欲しいユーザーの選別が出来、そのユーザーにとっての優先順位を上げるポイントになると思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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