管理画面の外からコンバージョン数を広げる施策のヒントを見つける
リスティング広告を運用していると、どうしても数値の情報に目がいってしまいがちになります。
数値を改善していきパフォーマンスを伸ばしていくので数値をきちんと測定し、推移を見ていく事は非常に重要な事ですが、コンバージョン数を伸ばすヒントというのは数値以外の所にもたくさんありますよね。
例えば自分で接客や営業のように、実際にお客様と接する立場にある場合、自社の商品やサービスの購入を検討している段階のお客様であれば「どういった悩みがあり何を解決したいのか」とか「どのような機能があればなお良いのか」、「予算感はどんなもんなのか」、「高く感じているのか安く感じているのか」など、全ては聞けないかもしれませんが、色々と聞く事が出来ますよね。
「どういった悩みがあり何を解決したいのか」という部分からは、その商品やサービスを探し始めた状況がわかるので、ターゲティングやキーワードを選定する時などに使えるかもしれませんね。
また「どのような機能があればなお良いか」、「予算感はどんなもんか」というものは広告文やランディングページでの使え方の部分に使えるかもしれません。
もうすでに自社の商品やサービスを購入していただいているお客様であれば「なにが購入の決め手になったのか」とか「使っていて良いと思う所はどこなのか」など聞く事が出来ます。
購入後のお客様であればターゲティングやキーワード選定はもちろん、実際のユーザーからみて購入する決め手となった部分や、使ってみて、サービスを導入してみて良かった部分というのは、それこそ広告文やランディングページでの伝え方の部分で活用する事が出来ますよね。
こういった事以外にも、例えば電話でのお問い合わせがあった場合のそのご相談の内容であったり、メールフォームでのお問い合わせがあった時の依頼内容であったり……。
リスティング広告は配信結果から売り上げに至るまで全て数値として把握する事が出来る広告で、リスティング広告を改善するという事はその数値を良い数値に改善していくという事です。
なので、数値ばかり見てしまう気持ちも十分わかりますがコンバージョン数を伸ばすヒントというのは、管理画面上だけではなく色々な所にありますので広い視野を持ち続ける事も大切な事なんだと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智