検索する場所を考慮して改善する
リスティング広告を始める時やキーワードを追加する時、改善する時など、リスティング広告を運用する時には必ずターゲットユーザーを確認しなくてはいけません。
「誰に対して何を売るのか」という部分がぼやけてしまうと、どんなキーワードで広告を表示させればい良いか、どんな文言を見せればクリックしてもらえるのか、どんなランディングページの要素にすればよいかなどという事が決められなくなるためです。
自社の商品やサービスを購入してもらえる人である、この「誰に」という部分はものすごく大事ですが、最近はスマホからの検索も多いですからね、「どこで」という部分も非常に大切な要素になります。
今ではあたり前のように、どこでもどのタイミングでもスマホでの検索がおこなわれているという事実から、自社の商品やサービスを探している人は「どこから検索をしているのか」という事も考えていく必要があります。
自宅や会社の中で検索をしている場合と、出先でスマホから検索をする場合とでは、目的や用途、緊急度も違ってくるはずです。
目的や用途が変われば当然キーワードや広告文での伝え方も変わりますよね。
例えば飲食店を例に挙げてみると、PCで検索をするユーザーは接待やデートで使うお店を情報収集と合わせて、良いところがあれば予約もしようと思って検索をしているかもしれません。
そのようなユーザーだとしたら、お店の外観、内装、雰囲気や価格帯、コースはあるのかとかそういった細かいところを確認し、自分の条件に合ったところを探しているのではないでしょうか。
一方スマホで検索をするユーザーは「今スグにこの近所で」というように考えているユーザーかもしれません。
そういったユーザーに対してはすぐにお店の現在の状況を確認する事が出来るように、電話番号をどこからでもわかるように見せておかなければいけませんし、細かな情報より基本的な情報をわかりやすく簡潔に伝える必要があります。
このように、どこで検索をしているのかという事も考えて施策をしていく事で無駄なクリックを極力減らす事が出来ますし、コンバージョン率の改善も出来るかもしれません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智