ターゲットユーザーの事をより深く理解する

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リスティング広告で成果を出すために必要なことというのは様々あると思います。

やらなければいけない事、成果を出すために大切なことというのも様々ありますが、「ターゲットユーザーの事をより深く理解する事」という事も、非常に重要な要素の一つではないかなと思います。

ターゲットユーザーとは、自社のウェブサイトに来訪してもらいたいユーザーの事、そして購入やお問い合わせなど、コンバージョンしてもらいたいユーザーの事ですよね。

そのため、検索広告の場合は、”ターゲットユーザーが自社の商品やサービスを欲する瞬間に検索するキーワード”を考え、そのキーワードを入札/設定して、アカウントを組み立てていくのだと思いますが、その”ターゲットユーザー”のことを、より深く理解する事で、「また別の一手」で攻めていく事も可能です。

例えば、ノベルティ制作の仕事をしている方がいたとします。

「企業が展示会とか、自社の顧客に対して配るためのオリジナルのノベルティを作る」というサービスを販売するためにリスティング広告を出稿しようと考えた時に、「ノベルティ制作」とか、「オリジナルグッズ販売」みたいなキーワードは思い浮かぶところですよね。

もちろん、そういった代表的なキーワードの出稿は検討するのだと思いますが、例えば、そのノベルティを発注する人は誰なのか?どんな人なのか?という事を色々と考えていくと、さらにキーワードを広げていく事が出来ますよね。

展示会に出展しようと考えている人というのはノベルティのことだけを考えているわけではありません。

ブースの準備もしないといけないですし、展示会で接点を持ったあとのアプローチ方法なども考えているかもしれませんよね、そういったタイミングに広告を出稿するという事も可能です。

たしかに、”ノベルティを探しているわけではないタイミング”で広告を出すというのは、あまり効果が無いのでは?と思ってしまうかもしれませんが、そんなことを言ったらディスプレイネットワークなんかも、直接探しているタイミングではないケースも多いですし、「ノベルティどうですか?」というように直接的なアプローチではなく、間接的な、「ユーザーが探している情報に関連するような見せ方」をしていくことで、その必要性も感じてもらえるかもしれません。

また、そのノベルティの発注権者が営業部長だったり総務担当者だったりする場合には、上記の例と同じように、「ターゲットユーザーはどのような行動をして、どのようなウェブサイトを見るのか」を考えることで、普段とは違った切り口でリーチしていく事が出来ますよね。

この、”普段とは違った切り口”で攻めていくということは、新たな顧客の発掘にも繋がりますし、いつも戦っている競合他社と戦わなくて済む事にもなりますよね。

そういったリスティング広告の運用をおこなっていきたいならば、まずは「ターゲットユーザーの事をより深く理解する」という事を強く意識していくとよいと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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