リスティング広告の醍醐味は継続してこそ発揮される

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「リスティング広告ってスポットの広告だろ?」とか「短期的に使うものでしょ?」ということをよく聞きます。

例えば何かのイベントだったり、セミナーの告知だったり、またはその月に、その週に足りない分の集客を補うために……というような使い方も出来ますので、そういう意味ではスポットの広告と言えるのかもしれません。

このような方は、ラジオCMだったり雑誌の広告など別の広告媒体と同じような感覚を持っていて、効果測定と改善はするけれども、それは今回が終わってからといった感じに考えているのかもしれませんね。

ですがリスティング広告の醍醐味は”継続してこそ発揮される”とも言えます。

リスティング広告は出稿して終わりではなく、出稿してその結果を確認し改善をおこなっていくというように「運用」することでより効果的な広告となります。

同じような条件で日単位、週単位、月単位、年単位と数値を集計して、ターゲットユーザーの動向を見ていくためには継続した広告出稿がなければ、比較が出来ないですし、それらターゲットユーザーの傾向というのはリスティング広告のみならず、その他のマーケティング活動にも大きく役立てていくことが出来ます。

またリスティング広告に限って言っても、上記のような検索のトレンドだったりお申込みやお問い合わせ、購入といったユーザーのアクションに関するトレンドも数字として取っていく事が出来ますし、改善をしていくという点では、除外キーワードの積み重ねによるターゲティングの最適化や、広告文のA/Bテストによるコンバージョン率の向上、ターゲティング精度の向上など、考えだしたらキリがないくらいに継続をしていくメリットは挙げていくことが出来ます。

もちろん、今は忙しくて対応できない、現段階では受注できないなど出稿しても全く意味のない時期に広告を出してしまっては広告費の無駄遣いになってしまいますので、そういう時には停止にするのも良いと思いますが、意味もなく、例えば広告費を抑えすぎている(=出稿キーワードと予算が合っていない場合も)などの理由でリスティング広告の継続出稿が出来ていないような状況であるならば、それは早急に改善していったほうが良いのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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