検索傾向の季節変動を考える
自社で扱っている商材やサービスによって変わるかもしれませんが、年末は検索の傾向が大きく変わる時期の一つです。
冬のボーナスによる”年末商戦”があったり、老若男女問わず”クリスマス”には様々な商品が売れますし、飲食店や娯楽施設なんかも年末は忙しくなる傾向にあります。
このほかにも、年末年始の長期休暇で旅行に出かける方もいらっしゃいますし、お正月は実家で、なんて方にとってはその時に持参する手土産だったり、親戚の子供へのお年玉代わりのプレゼントだったりと、いろいろなものが売れる時期でもあります。
BtoBのビジネスをやっている広告主の方にとっては、あまり関係がない事なのかもしれませんが、物販を含めたBtoCのビジネスであれば、少なからず年末年始の検索傾向の変化は意識していなくてはいけません。
数年リスティング広告を運用している方であれば、一年を通した検索傾向の流れみたいなものをある程度把握していると思いますので、過去の年末年始の傾向を照らし合わせて施策を立てておくというのも良いかもしれません。
まだリスティング広告を始めてから年末年始を体験したことのない方は、扱っている商品に関する検索や入札しているキーワードへの検索数の増加も考えられますので、広告予算の管理について予測を立てつつきちんと管理していかなければけませんよね。
また、検索数が増えるという事は販売数を伸ばすチャンスとも捉えることが出来ます。
今まで、あまり季節など気にしないで販売していた商品であっても、伝え方を変えてみたり、その用途を提案してみたりと、メッセージを変えることで販売数を伸ばすきっかけを作ることが出来るかもしれませんので、そういったことはどんどん試していってもいいかもしれませんね。
リスティング広告の良いところは、「様々なテストが迅速にできる」という点ですので、こういった年末年始のイベントごとに関連するメッセージの伝え方を複数用意し、テストをしていくと、今後のプロモーションやマーケティングの参考になるかもしれません。
年末年始、今の時期だとまだ早いと感じるかもしれませんが、早いところは今くらいからいろいろと試していますので、自社で扱っている商品から、出来ることはないかと今一度確認してみるのは良いと思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智