広告スタート時はこまめに確認を
何か新しい事業を始めたり、新しい商品のプロモーションのためにリスティング広告を活用される方もいらっしゃると思います。
リスティング広告をスタートさせるために色々と設定をおこない、その設定を確認して……と準備万端にしていざ広告をスタートさせたら、あとはそのまんまということはされていないでしょうか?
「まず最初のひと月は様子見だ」なんて思ってそのまま放置をしておくのではなく、スタートから1週間くらいは予期せぬ広告配信がおこなわれる可能性もありますので、こまめにアカウントを確認する必要があります。
例えば表示回数がなかなか増えていかないなんて場合、それは待っていても増えるものではないので、入札価格を調整するなりキーワードを追加するなり対処が必要となります。
また表示回数、クリック数も順調に伸ばしていて、でもコンバージョンはまだ付かないなんてケースも注意が必要。
まだ始めたばかりだからコンバージョンが付かないのだろう……なんてゆっくり構えていると大変なことになる可能性もあります。
そのクリック数の内訳である検索クエリを見てみると、かなり関係の無いクエリでクリックされていたり。
そんな状態であればコンバージョンが付かないのはあたり前で、その原因となっているキーワードの出稿停止やマッチタイプの変更、または除外キーワードの設定をきちんとおこなうなどなるべく早めに対処していかなければいけません。
まずはじめは様子を見るというのは間違いではありません。
データが積み重なってこないと傾向が見えてきませんので改善をしていく事も出来ません。
ただし様子を見る事とほったらかしにする事は全くの別で、様子を見るのであれば文字通り「様子をこまめに確認する」事が非常に大切です。
通常の運用時もなるべくならこまめに確認するに越したことはないですが、特に新しくリスティング広告をスタートさせる場合や、今まで広告を出稿していなかったサービスや商品でキャンペーンを運用する場合など、広告スタート直後は特に注意して確認する必要があると思います。
株式会社アイエムシー 大塚雅智