営業方法の一つとしてリスティング広告を活用する
どんなビジネスであっても、少なからず「営業」をしていかなければいけないと思います。
テレアポだったり営業マンが飛び込みで営業をしに行ったり、またはチラシを作ってDMを送ったりやポスティングをしたり、テレビ、ラジオのCMだったり、雑誌広告だったりと、営業方法は様々ありますが、その会社に合った効率の良い営業方法を探していくというのも大事なことだと思います。
特に少数精鋭でビジネスをされている会社などでは、専属の営業マンを雇って営業活動をするというのも難しいので、なるべく手間がかからず効率的な営業方法はないものかと日々考えられているのではないでしょうか。
そういった時にこそリスティング広告を営業ツールとして活用するのも良い方法の一つだと思いますが、ただリスティング広告を出せば良いというわけではありません。
営業ツールとして使う場合のメリット、デメリットを意識してうまく活用していくと成果を上げやすくなると思います。
営業ツールとしてリスティング広告を導入するメリット
・ユーザーの「検索」という行動からのお問い合わせなので、成約率が高い
・プッシュ型の営業方法ではないので嫌な印象を持たれない
リスティング広告が「他の媒体に比べて成約率が高い」というのはよく言われている事ですが、これはあくまでもきちんと運用した場合で、的外れなキーワード選定や的外れなメッセージの伝え方をしていては成約には繋がりません。きちんとリスティング広告の特徴を理解した上で運用する事をお勧めします。
「プッシュ型の営業方法ではないので嫌な印象を持たれない」というのは、よく忙しい時の電話営業や飛び込み営業は対応に困りますよね。そういった営業が何度か続いてしまうとどんなによい商品、サービスであったとしても悪い印象しか残りません。
営業ツールとしてリスティング広告を導入するデメリット
・比較検討される
・中途半端な情報提供では物足りなく感じてしまう
「比較検討される」というのは実際に他の営業活動でも同じ事が言えるのかもしれませんが、リスティング広告はテレアポなど他の営業活動と比べてみてもユーザーにとって比較検討しやすい広告媒体です。なので、常に競合他社との違いを明確に伝えていかなくてはいけません。
ユーザー調査をして、自社の商品やサービスを選んでもらえるポイントを自分でもきちんと意識をしておき、その選んでもらえるポイントをウェブサイトや広告のリンク先ページ(ランディングページ)に反映させていく事がベストだと思います。
また検索というのは情報収集をするためのものでもあります。中途半端な情報を見せてその続きはお問い合わせしてから・・・というように見せておいても、ウェブの世界にはそれこそ無数の情報があふれていますので、あまり情報をもったいぶった見せ方をしてしまうと、ユーザーが離れて行ってしまう原因にもなりかねません。
営業ツールとしてリスティング広告を活用する場合のメリット、デメリットは上記だけではなく、それこそたくさんありそうな感じがしますね・・・。
営業活動は自社で扱っている商品やサービス、社内の体制などによって変わると思いますが、現在の営業方法では頭打ちになってしまっている、営業の手が足りない、もっと別の顧客層へアプローチしていきたいと考えているのであれば、リスティング広告を導入してみる事をお勧めします。
株式会社アイエムシー 大塚雅智