質の良いアクセス数をどれだけ集める事が出来るか

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「SEO対策をしたほうがいいのかしないほうがいいのかどっちだ?」と聞かれたら、もちろんですが「したほうが良い」と答えます。

自然検索でも掲載順位が上がるのであれば、露出も増えアクセス数も増えるだろうから、やるのかやらないのかと聞かれれば「やったほうが良い」と答えます。

たまに「○○っていうキーワードで検索すると一番上に出てくるんだ」と嬉しそうに話す方もいらっしゃいますが、リスティング広告を運用されている方からしてみたら、極端な話、「それがどーした?」という気持ちになりますよね。
でも私自身、自社で運営しているサイトの自然検索の掲載順位が上がったり下がったりするたびに一喜一憂するので、その嬉しい気持ちは本当によくわかるのですが・・・。

もちろん、私も検索上位になっていたほうが良いと思っています。
SEOで上位に上げるのがどれだけ難しいかもわかりますし、その施策に対して仮に大きな金額の見積もりを出されても、(そのSEO施策に対して納得した上で、ですが)それくらいかかるのだろうと納得する事もできます。

しかし、本質から言うと上位掲載された後どうなるのかが重要であって、施策が難しいから、競合他社が多く上位表示が難しいからといって検索結果で上位に掲載される事が目的になってしまっては全く意味がありません。

SEO対策の営業をされている方からこんな話をよく聞きます。
「ウェブサイトからの売り上げを上げるために、SEO対策しませんか?」

「検索結果で順位が上がる→ウェブサイトのアクセス数が上がる→売り上げが上がる」という理論、100%間違いだとは言いませんが、勘違いを引き起こす原因の一つだと思います。

検索結果の掲載順位が上がれば、ウェブサイトのアクセス数は上がるかもしれません。ただその結果は、売り上げは上がるかもしれないし、上がらないかもしれない、としか言いようがありません。
ここで大切なのは、そのウェブサイトの「アクセスの質」です。
ただアクセス数が上がるだけで売り上げが上がるのではなく、質の良い、言い換えれば「見込み客と思われるユーザー」からのアクセス数が増えるからお問い合わせが増えて、結果として売り上げが上がる可能性が高くなるだけであり、ただ単にアクセス数を上げれば売り上げが上がるというわけではありません。

売り上げを上げるためには、質の良いアクセス数を上げる事。そのために検索エンジンではキーワード選定が重要となってきますが、同時に素早くいくつものキーワードを上位表示させてテストが出来ないSEO対策では、成果を上げるまではかなり時間がかかるかもしれませんね。

これはもちろんリスティング広告でも同じことが言えますね。「質の良いアクセス」をどれだけ集められるのか。
そういう意味では多少広告費がかかってしまいますが、検索結果画面で上位表示される事前提のリスティング広告は、「キーワードの質」をSEO対策よりも早く見極める事が出来るので、集客のための施策も色々と広がります。

もちろんSEO対策も、業者に依頼したりツールを使うとなればお金はかかりますしね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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