曜日別、時間別パフォーマンスを確認して改善に役立てる
リスティング広告の効果を改善する際、効果の高いキーワードや広告グループへ広告予算を集中投下して数値改善をおこなう場合もありますが、それ以外にも(扱っている商品やビジネスの内容にもよりますが)曜日や時間帯で絞り込んでいき、数値を改善していく方法もあります。
今はYahoo!リスティング、Google広告共にアカウントの管理画面から曜日別、時間帯別で数値が確認できるのですごく便利になりましたね。
その曜日別、時間帯別のパフォーマンスを管理画面から確認する方法は、Yahoo!リスティングは[表示]をクリックし[曜日]もしくは[時間]を選択、
Google広告は[分割]をクリック、[期間]をクリックし[曜日]、[時間]を選択する事が出来ます。
すると管理画面で以下のように曜日別、時間別のパフォーマンスが表示されます。
曜日別、時間別で確認していく点として、予算の集中投下をして費用対効果の改善を狙うのであれば、「コンバージョン数」、「コンバージョン率(CVR)」、「1件あたりの獲得コスト(CPA)」等を中心に確認し、施策をおこなっていきます。
ユーザー動向から新たな施策を考える場合であれば、「広告の表示回数(インプレッション数)」、「クリック数」、「直帰率」、「平均PV」、「平均滞在時間」などから仮説を立てて広告予算決めの方向性や新たな広告文の発想、新たなランディングページの切り口などに役立てる事が出来ます。
この曜日別パフォーマンス、時間別パフォーマンスに限らず、どんなデータもアイデアにする気持ちを持ちながらいろいろと見てみると、新たな発想、施策につながるのでそういった気持は常に心がけていきたいですね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智