CVR(コンバージョン率)の改善方法その4
前回に引き続きCVR(コンバージョン率)の改善方法です。
今回はその4の解説をします。
以前からお伝えしているCVR(コンバージョン率)の改善方法は主に以下の通りとなります。
1、CVRの高いグループ(またはキーワード)に絞り込んで広告を行う
2、広告のリンク先(ランディングページ)を改善する
3、広告文を改善する
4、掲載順位を見直す
この4番目、「掲載順位を見直す」についてですが、よく自社サービスにお申し込みや
お問い合わせをいただくお客様に「なぜ弊社にお申し込みいただいたのですか?」と
質問してみると、「検索したら一番上に出てきたから」とお答えいただく事がよくあります。
もちろん、商品やサービスを購入する際にはサイトに書かれている内容が一番重要なので、
ただ単に一番上に表示させるだけではダメだと思いますが、ある程度しっかりした受け皿を
用意した上で一番上に表示させてしまえば意外とあっさりコンバージョンを獲得できます。
クリック単価(CPC)は少し高めにはなりますが、一番上に表示させる事によって、
費用的にそれ以上のリターンが望めるのであればクリック単価を抑える必要なんてありません。
ただ注意しなければいけないのが、先程も説明した通り、「費用対効果が合わないならば
やるべきではない」という事。
クリック単価は競合他社の多い業種では1番上に表示させるのに数千円のクリック単価に
なる業種もあります。
さらに、「効果的なキーワードかどうかの選定」も大変重要です。なんでもかんでも1番にすれば
お問い合わせが増えるという事ではなく、ちゃんとコンバージョンがとれるキーワードかどうかを
選定する事も重要です。
リスティング広告は費用対効果も明確にわかるので、誰もが費用面で効率よく集客を
しようと考えクリック単価は抑えるべきだ!と考えがちになりますが、クリック単価は
ある程度高めに設定し「1番上」を取る事によって、CVRが改善されてより多くのコンバージョンを
獲得する事が出来ます。
株式会社アイエムシー 大塚雅智