ターゲティングの重要性
リスティング広告だけでなくても、集客やマーケティング活動をする上でターゲティングは非常に重要です。
リスティング広告でも、大きな枠で「顧客になる可能性があるユーザー」があり、その中でさらに細分化し、それぞれにターゲティングの設定をする事でパフォーマンスを上げていく事ができます。
リスティング広告では、キーワードの選定をする段階でのターゲティングと、リスティング広告の管理画面の機能から様々なターゲティングをする方法があります。
キーワード選定の部分でのターゲティングとしては、例えば「キーワード+地域名」とかが挙げられますね。
また、検索するユーザーの商品やサービスに対する理解の深度でもターゲティングしていく事ができます。
扱っている商品やサービスに対するキーワードというのは、検索するユーザーがどれくらい知識があるのかによって変わってきますし、購買に対する本気度によっても変わってきます。
そういった違いをリスティング広告のキーワードとして落とし込んでいき、ターゲティングをしていきます。
リスティング広告の管理画面からのターゲティングとして、主に以下のような設定が可能です。
・地域
・時間
・曜日
・媒体
・デバイス
など
商圏が限られている場合には、やはり地域ターゲティングをおこなっていかなければいけません。
時間や曜日ターゲティングも、自社のビジネスに合わせて、または効果に合わせて設定していくことが出来ますね。
このようにリスティング広告では色々とターゲティングをしていく方法がありますが、「なぜターゲティングをしているのか」を忘れてはいけません。
例えば、ある1つのターゲットに対して絞り込んで広告を展開する場合であればあまり気にしなくても良いのかもしれませんが、上記のように顧客になりうる可能性のあるユーザーを複数設定する場合には、全て同じ広告文や広告のリンク先ページに設定するのではなく、その一つ一つのターゲットに合わせたものにしていく事が大切ですし、そのためにキャンペーンや広告グループの設定など、アカウントの設計をきちんとしていかなくてはいけませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智