検索結果画面に地図が表示される事をポジティブに考える
公開日: 2012年11月19日
Yahoo!でもGoogleでもそうですが、「地名+○○」で検索すると、キーワードによってはYahoo!ロコやGoogleマップの地図が検索結果に出てくる事があります。
飲食店や来店型の店舗などを探したときの検索結果の画面でよく出てきますよね。
例えばこんな感じです↓
Yahoo!検索結果画面
どんなにSEO対策をして頑張り、自然検索で一番上に表示されるようになったところで、こういった表示をされてしまうと少し残念な気がします。
確かに検索するユーザーにとっては便利な機能なのかもしれませんが、少なくとも自然検索の部分に関して、クリック率はYahoo!ロコがGoogleマップの地図が出てこない通常の検索結果画面の一番上よりも下がっているということは想像できますよね。
こういった場合、Yahoo!ロコやGoogleマップの地図に競合他社が出ていて、自社のものがない時は、Yahoo!ロコやGoogleプレイスへの登録をする事もしていかなければいけませんが、それ以外にもその上に表示されるリスティング広告枠への出稿も検討していかなくてはいけません。
ユーザーがどのような目的を持って検索したかによってクリックするしないというのは変わりますが、地図の部分に関して「クリックしてみたが探していた情報ではなかった」という残念な思いを過去にしているユーザーは上位に地図が出てきたとしても、はじめからクリックを避けているという事も考えられます。
個人的な意見ですが、様々な条件から比較検討するためお店の本サイトを見ていきたいのに、Yahoo!ロコの店舗情報ページを見せられても・・・という感じになりますよね。
行くお店がもう決まっていて、そのお店への行き方、道順だったり電話番号を調べたいだけというのであればYahoo!ロコやGoogleマップの情報だけでも良いかもしれませんが・・・。
このようなユーザーがいるという事も考えると、リスティング広告を出稿し、検索結果画面の地図の上に広告掲載される事による効果は比較的高いと思います。
ポジティブに考えるならば、普段は自然検索（SEO）の上位の所とも競争をしなくてはいけないのに、検索結果に地図が表示されることで自然検索上位のサイトが下へと押し出されている・・・、と考えると地図が出てこない検索結果よりもチャンスととらえることも出来ますよね。
もちろん、このYahoo!ロコやGoogleマップの中で上位を目指すために施策をしていく事や、そういった事をビジネスにしている業者に依頼するという選択肢もあるかもしれませんが、不確実な要素が多いので自分でアレコレ試していく事は良いのかもしれませんが、業者に依頼するというのはあまりおすすめしません。
株式会社アイエムシー 大塚雅智
