見えるデータを最大限活用する

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リスティング広告を効果的に運用するためにGoogleのアクセス解析、Googleアナリティクスを使って数値も一緒に確認しながら運用している方もいらっしゃると思います。

Googleアナリティクスではウェブサイトの様々なデータを見ることができるので、改善のための仮説を立てるときや、行った施策の成果を確認する時などに使う事ができます。

ただ見ていくデータがたくさんあるため、そのデータを全て確認しているという方はごく少数だと思いますが、ウェブサイトのセッション数(訪問数)の推移、変化などは皆さん確認すると思います。

そのGoogleアナリティクスのセッション数ですが、Googleアナリティクスでは30分ページ遷移などの操作がなかった場合は一旦セッションが切れるようになっています。
なので30分間一つのページを開きっぱなしで放置していてそれ以降に操作をしたときは、また新たなセッションとしてカウントされるので、正確なセッション数ではありません。
また逆に一旦はサイトを離脱したユーザーが30分以内に、また自社のサイトへ戻ってきた場合は同じセッションと扱われます。

まぁ30分以上放置というのは、全体のアクセス数から見てみたらどちらかと言うと少数だと思いますが、確かに別ウィンドウで開いたサイトや別タブで開いたサイトはそのページだけ開きっぱなしということはよくありますよね。

比較検討している段階であれば、30分以内にそのウェブサイトへ再訪することもあります。

「正確な数値でないなら意味ないじゃないか!」と思われるかもしれませんが、そもそもGoogleアナリティクスでは全てのトラフィックデータを収集できるわけではありませんし、細かくデータを見れたほうがいいですが、そこまで厳密に細かく1件1件のトラフィックを分析していては時間もかかってしまい、大変な作業になります。

アクセス解析の見方は人それぞれだと思いますが、私の場合は「ざっくり見て、気になる部分を細かく見る」ようにしています。
基本的には施策前だったり前月、前週などとの比較した数値をざっくりと見て施策をしたことによる変化や想定外の異変がないかなど確認し、気になる部分は深堀りして見ていく。
あとは新しい発想が欲しいときにはリスティング広告に関係あるところ、ないところにかかわらず色々と見てみます。

もちろん運用するアカウントの業種、業態、運用方法によって見る部分もだいぶ変わりますので、これ!という方法はないと言えばないのですが・・・。

Googleアナリティクスは一応そういう設定になっているのだと頭の中に入れた上で、あまり細かい事は気にせずにデータを見ていく事が良いと思います。
100%正確ではないと言ってもほぼ正確なデータという事は間違いないので、見えるデータを最大限活用し、より良いアカウントに改善していきたいですね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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