Google検索結果画面の検索メニューと検索ツール
先日、突然Googleの検索結果画面が少しだけ変わりました。
今まで左側にあったメニューが、検索結果上部に移動されてなんだかとてもスッキリとした印象ですね。
ただ以前の検索結果画面に慣れてしまったという方には違和感があり、使いづらく感じてしまっているかもしれません。
この変更によりリスティング広告への影響はあるのかどうかと考えてみましたが、今まで左側にあった「メニュー」が上部にくる事で必然的にその下にあるリスティング広告枠、そして自然検索枠が少し下に下がりました。
という事は、ブラウザの大きさにもよりますが自然検索結果が下に押し出されるような形になり、ファーストビューでは見えなくなる可能性がある→リスティング広告枠の注目度が上がる(?)なんて事を無理やり考えてみましたが、そもそもこの「メニュー」部分の検索結果画面占有率は見てのとおり低いので、リスティング広告への影響があったとして微々たるものではないでしょうか・・・。
さて、今回検索結果画面左側から上部に移動となった検索の[「メニュー」ですが、普段はあまり使わないという方もいらっしゃるかもしれませんが、目的や用途によっては便利なものもあるので今日はその紹介をします。
まず普通に検索するとメニューのところ[ウェブ]になっていますよね。
これはウェブ検索の検索結果画面だということで、いわゆる普通の検索結果画面です。
この検索メニューは[ウェブ]の他に[画像][地図][ショッピング][ニュース]、『もっと見る』の中に、[動画][書籍][プレイス][ブログ][掲示板][レシピ][アプリケーション][特許]とあります。
画像検索とか地図検索などは使う事もあると思いますが、中には「どんなときに使うんだ?」と思うものもあります。
[特許]とか・・・、調べてみるとアメリカの特許を調べる事ができる検索オプションのようですね。
現在はアメリカのみですが、今後は世界中の特許を検索できるようにしていく予定のようです。
[ブログ]や[掲示板]などは自社商品やサービスの客観的な意見、口コミを探したりするときなど便利かもしれませんね。
Google検索のメニューには、上記検索のオプションの他に[検索ツール]というものもあります。
この検索ツールは通常のウェブ検索や先ほどの検索オプションでおこなう検索をするときに、自分が探したい情報をより探しやすくするためのツールです。
検索ツールの内容はそれぞれ若干違いがあるのですが、例えば普通のウェブ検索であれば「ウェブ全体」か「日本語のみ」か、更新した期間を指定するのかしないのか、全ての検索結果なのか「画像を含んだページのみ」や、「閲覧したページ」、逆に「未閲覧のページ」のみにするのかなど色々と絞り込んで検索する事ができます。
情報収集などをする際、情報の正確さも重要ですが「情報の鮮度」も非常に重要です。
そういった時に「1ヶ月以内の検索結果」や「1週間以内の検索結果」などと期間の指定をして検索結果に反映させるという事も出来るのでとても便利です。
普段は何気なく使い、たまに「探している情報が検索結果に出てこない!」と感じてしまう事もある検索エンジンですが、自分の目的、用途に合わせて様々な検索のオプションと検索ツールがありますので色々と試してみるのも良いかもしれませんね。
株式会社アイエムシー 大塚雅智