これだけは押さえたい！Googleアナリティクスの基本設定と活用法

公開日: 2025年3月4日大塚　雅智

カテゴリー: 用語集パーマリンク

Googleアナリティクスは、ウェブサイトのアクセスデータを詳細に分析できるツールです。

広告運用においても欠かせないツールで、どの広告がどのように成果を上げているのかを明確に把握できます。

本記事では、Googleアナリティクスの基本機能から具体的な活用方法まで、初心者にも分かりやすく解説します。

1. Googleアナリティクスとは？

Googleアナリティクス（GA）は、Googleが提供する無料のウェブ解析ツールです。訪問者数やサイト内の行動、ページビュー数など、さまざまな指標を把握できます。

•訪問者数（セッション）：どれくらいの人がサイトを訪れたのか。

•ユーザー属性：訪問者の地域やデバイス情報。

•行動フロー：訪問者がどのページから入り、どのページを見ているのか。

例えば、広告で集めたユーザーが実際にどのくらいコンバージョン・キーイベント（購入や問い合わせ）につながっているかを確認する際に役立ちます。

ツールを効果的に活用するためには、初期設定を正しく行うことが重要です。

サイトにGoogleアナリティクスを導入するには、トラッキングコードを埋め込む必要があります。このコードは、Googleアナリティクスのアカウント設定時に生成されます。

コンバージョン・キーイベントを測定するために、購入完了ページや問い合わせ完了ページを「目標」「イベント」として設定しましょう。

広告運用の効果を測るための具体的なステップを紹介します。

「オーガニック検索」「広告（Paid Search）」「ソーシャルメディア」など、どの流入経路が効果的なのかを分析しましょう。

広告からのトラフィックが多いのにコンバージョン・キーイベントが少ない場合、広告文やランディングページの改善が必要と考えることができます。

Googleアナリティクスでは、広告キャンペーンごとの効果を確認できます。特に、どの広告が高いコンバージョン率を示しているかを把握するのが重要です。

どのページで離脱が多いのか、訪問者がどのページをよく見ているのかを確認しましょう。これにより、広告からの流入後に改善すべきポイントを明確にできます。

逆にコンバージョン・キーイベントのページから経路を見ることでゴールページを見た人はどこのページを経由したかが分かります。
共通して見られているページがあれば、そのページを改善・導線を増やすことでコンバージョン・キーイベントの向上が期待できます。

実際のデータを基に改善策を練る方法を解説します。

広告からの訪問者が多いのに、特定のページで離脱している場合、ページ内容を見直しましょう。例えば、フォームが長すぎる場合は短縮し、コンバージョンしやすい構造にします。

スマホユーザーの離脱率が高い場合、スマホ表示が最適化されていない可能性があります。デバイスごとに分析し、最適化を進めましょう。

Googleアナリティクスを効果的に活用するには、以下のポイントに注意しましょう。

週ごと、月ごとにアクセスデータを分析し、広告の効果を継続的にチェックしましょう。

ユーザーがボタンをクリックしたり、動画を視聴したりする行動を追跡できます。

Googleアナリティクスのカスタムレポート機能を使えば、広告運用に必要なデータだけをピックアップして確認できます。

Googleアナリティクスを活用することで、広告の成果を数値で把握し、具体的な改善策を見つけられます。初心者でも基本的な設定と使い方を理解すれば、運用効果を大きく向上させることが可能です。

Googleアナリティクスはレイアウト（UI）が頻繁にアップデートされていくので調べてもほしい情報が得られない事もあります。もし設定や運用にお困りの際は、ぜひ弊社の運用代行サービスをご利用ください。一緒に広告効果を最大化させましょう！